遺言書の検認の流れ - いざというときの遺言書ガイド 検認編

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遺言書の検認の流れ

遺言書を検認したいとき、どのような流れになるのでしょうか?
まず遺言書を見つけたら、速やかに管轄の家庭裁判所へと連絡します。
ココで管轄となるのは、故人の最後の住所地を管轄する家庭裁判所です。
遺言書が見つかるのはだいたい故人の自宅ですから、そこの最寄りの家庭裁判所が、だいたいは該当する場所となります。

もし遺言書が故人の自宅とは別の場所に保管されていたり、遺言書を一度相続人が持ち帰ったりした場合は、注意してください。
そのときは故人の最後の住所地の近くの家庭裁判所を調べ、そちらに申立をする形となります。
このとき必要になるのは、専用の申立申請書と、関連する添付書類です。
添付書類は、出生から死亡まで辿れる故人の戸籍謄本と、相続人全員の戸籍謄本などです。
実際に必要な書類は、相続人によって変わる場合があります。
まずは管轄の家庭裁判所へと問い合わせてください。

申立が終わると、家庭裁判所から検認日のお知らせが届きます。
このお知らせが届くまでに必要な期間は、1週間から1か月ほどです。
家庭裁判所が混み合っているときは1ヶ月ほどかかる場合もありますので、急ぐときは早めに申立するといいでしょう。

お知らせされた検認日が来たら、遺言書を持って家庭裁判所へ行きます。
このとき立ち会う必要があるのは、その検認の申立人となった方です。
その方以外の相続人全員が必ず立ち会う必要はありませんが、そこで遺言書の中身が確認されますので、それを同時に知りたいと思う方はここで同行しておきます。
最低でも申立人が立ち会えばそれで問題はありませんので、仕事や体調などなんらかの理由で立ち合いが難しい方は、無理に立ち会う必要はありません。

検認作業自体は家庭裁判所でやってくれますので、相続人の側でやることは特にありません。
作業が終わると、検認済みの証明書付きで遺言書が返却されます。
これで検認は終了です。
流れ自体はそれほど複雑ではありませんし、相続人の側でやることもそれほどないのですが、検認が終わるまでに1か月ほどかかる場合もあります。
終わるまでにかかる期間には気を付けてください。
相続税は財産の分配がきまると決定しますのでこちらの処理も忘れないようにしましょう。