遺言書の検認の期限 - いざというときの遺言書ガイド 検認編

HOME » 遺言書の書き方 » 遺言書の検認の期限

遺言書の検認の期限

遺言書を見つけたら検認という手続きをする必要がありますが、コレの期限はいつになるのでしょうか?
期限が決まっているなら、その期限までに必ず手続きをしたいですよね。

この点について、実は明確な期限は決まっていません。
検認の必要性を定める法律では、その方の遺言書を保管しているか、もしくは遺言書を発見した方は、その遺言者が亡くなった後、速やかに検認の申立をするようにとなっています。
つまりその遺言書が必要となったらすぐに検認の手続きが必要で、後回しになるのは、あまりよくはありません。

ただ、明確に何日以内といった期限はありませんので、その遺言者が亡くなってかなり経った後でも、遺言書があれば検認の手続きは可能です。
そのようなケースになりやすいのは、遺言書があとから発見された場合です。
その方が亡くなった直後、遺品整理の段階では遺言書が見つからず、相続なども一通り終わった後で遺言書が見つかるといったケースは、実際に起こります。
その方の死亡後、かなりの日数が経っている中での検認になりますが、これでも問題はありません。

なぜなら、検認をするように法律が定めているのは、その遺言者が亡くなった後、遺言書を発見した後だからです。
具体的に何日以内とは定めていませんので、つい最近になって遺言書が発見されたら、発見した方が速やかに家庭裁判所まで検認を申立すればOKです。
死亡してからの日数が経っていることを問題にされ、検認を断られたり、罰金を課せられるといったことはありませんので、すぐに申立をしてください。

ちなみに、検認を申立した時点で、すでに遺産分割を終えていた場合はどうなるのでしょうか?
このときは、まずその遺言書が法的に効力のあるものかを確かめましょう。
その遺言書の内容や文面は、検認の手続きを通して確認できます。

それが法的に有効なものであれば、その内容に従って遺産分割をやり直すかを検討します。
故人の意思がハッキリしている場合、遺産分割ではそれが最優先されるからです。
ただ、相続人が全員一致で現状の遺産分割に同意すれば、遺言書の内容に必ずしも従う必要はありません。
ですから、時間が経った後でも遺言書が新しく見つかったら、検認を申立してください。

相続税の計算ならhttp://sozoku-guide.com/100/